ジョイフル三の輪 その4 路地裏&まとめ 編




「チンチン電車に会える街」が
ここ「ジョイフル三の輪」のキャッチフレーズ。
三ノ輪橋駅から2000年に新しくできた「荒川一中前(ジョイフル三の輪前)」駅まで、
荒川線と平行して商店街が伸びている。
駅の名前に用いられるほど、その規模は大きく長い。

どこの商店街でもそうなのだが、長い分だけ出入り口も兼ねた「脇道」が存在して、
ここジョイフルでは、その路地裏の風景にも心奪われる瞬間が多かった。
商店街と(実際に)密接している、路地裏の探索もとても楽しいものだ。
Mapはあえて標記しないので、あなたの足で見つけてもらいたい。


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商店街から荒川線の方へ曲がると、すぐ線路沿いの小道に出る。
人、一人がやっと通れる道幅しかない。
すぐ横を走る都電と、線路沿いに植えられたバラを鑑賞できる。
東京下町のちょうどいい密度を感じる路地。


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「犬のふんは飼い主が必ず始末しましょう。犬はつないで飼いましょう。」看板の数々。
あなたの街にもこのような看板は存在するだろう。これは荒川区荒川保健所のもの。
(おそらく)この看板を管理されてらっしゃる方の軒先での一枚。
雑誌売り場のようなディスプレイが、少々ヒステリックだが可愛らしい。


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登校集合場所に貼られる標。
「日本児童交通道徳協力会」という団体のクレジットが確認できるが、今は存在しない模様。
パンダが大ブームになった時代に作られた代物だということが読み取れる。
足の開き方、カラダの大きさ、ササの長さなどを分析した結果、
むかって左がオスパンダ、右がメスパンダということになった。
にしても、2匹の間の余白(距離)が広く(遠く)美しい(切ない)。
仲が良いのか悪いのかわからない距離だ。
「オレたちゃ笹があれば満足」とでも言ってるようにも見えてきた。
でも、この看板にパンダがいないと、とてもつまらないんだろうな。1匹でもイヤだし。


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雑多なのだが五月蠅くない。
この路地には必要なものしか存在しない、といった印象。
無造作にぶら下がる街灯を見上げれば、目頭が熱くなるほどの人の温かさが。



ほんの数分ずつだが、いろいろな路地裏を探索したら、
こんなにたくさんの愛おしい風景に出会うことができ、
そこから見える「商店街の横顔」が感じ取れた。

それらすべての場所に人が存在し、
その人達は商店街のすぐそばで毎日の生活を営んでいる。
人が集まり街ができる。
人がいるからお店ができる。
そして店は群を成し、いつか商店街へと発展する。

結局、商店街を見るということは、
その土地に住まう人々の生活や文化を見ていることになるのかもしれない。
大袈裟じゃなく。

そういった意味で、ジョイフル三の輪は、
「気取らず、不純物が少ない商店街」だと思った。
また来よっと!




ジョイフル三の輪

三ノ輪銀座商店街振興組合
ジョイフル三の輪ポータルサイト

〜次回は町屋駅までぶらりお散歩!〜



版  画:ミノティカ
文・写真:松村大輔(のどか制作室)

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Posted: Wed - December 22, 2004 at 02:13 AM