僕と商店街 のどか制作室


ここは東京各地の「商店街」を訪れ、レポートするためのブログである。
僕がここまで「商店街」に興味を持った理由は何故なのだろう?

上京後、立川・中目黒・品川港南・大森と引越を繰り返してきたが、
どこの土地でも、それなりに商店街で買い物をしてきたように思う。
特に大森の商店街では、下駄屋で下駄を作ってみたり、
インド料理屋で本格インドカレーを食べてみたり、
それぞれの店を楽しく利用した。
(商店街にあるダイシン百貨店という大御所デパートとの共存も上手く行っていた印象)



中目黒駅西銀座商店街(2004年・秋)

ところが、今、住んでいる座間に引っ越してからというもの、
ほとんど地元商店街で買い物をしなくなった。
日々の食材は近所にあるCOAPで済ませ、
週末になれば、わざわざ車に乗り近隣の大型スーパーに出かけ、
そこでいろんなジャンルの物を取り揃えてしまう。取り揃えられてしまう。

座間駅前商店街に魅力的な店がないのかと言うと、そうではない。
とん漬けでお馴染みの「肉の石川」さんや、
ロゴが可愛く、ケーキも美味しい「エレファン」さんなど有名老舗も多い。
利用したいのだが、利用しない。なぜだろう。

座間駅前商店街と東京各地の大規模商店街を比較する時点で、
住民数などの差が大きいので、間違っているのかも知れない。
でも座間以外の都市近郊の商店街は、
果たして東京の商店街のような賑わいをみせているのだろうか?
やはり大型店舗に客を奪われ、
パワーダウンしているところが多いと予測できる。

そして、その流れは(一部を除いて)着実に東京の都心部にも進行してきている。


店舗の数だけ職人が潜む、匠の集合体でもある「商店街」。
現時点で大型店舗を肯定している、
自分自身の消費(浪費)パターンを見直すために。
あわせて、僕の職業柄、古くから経営されている商店街・店舗周りのデザイン物にも着目し、
美しき、庶民レベルでの商店街における「日本の意匠」を目に焼き付けていこうと思っている。

賑わう商店街はリニューアルの名の元、修繕され、人を失った商店街は朽ちていく。
今の状態の商店街は、今しか見られないのだ。
じゃあ、今見ておかなきゃ。

2004. 12. 1
松村大輔(のどか制作室)


Posted: Wed - December 1, 2004 at 01:24 AM